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【外構】カーポートや車庫の違い、種類

2023.01.17
やまもと 学び
みなさんこんにちは☺ 今回は、家を建てた際に一緒に考えていくことも多い外構部分の駐車スペースについてお話していこうと思います。 車を置く駐車スペースといってもカーポートや車庫、カーゲートなど色々なものがあって それぞれどんなものなのかよく分からない!という方もいらっしゃると思います。 そんな方々の少しでもお役に立てればと思い、この記事を作成しましたのでよければ読んでいってください(^^)/    

駐車設備の種類

外構の駐車スペースは大きく分けて4種類あります。 駐車場カーゲートカーポートガレージの4種類です。 すべて車を駐車するスペースとしての目的は同じですがそれぞれに特徴があるので 駐車スペースの使い方や譲れないポイントなどみなさんの1番理想に近いものを探してみてください。  

駐車場

駐車場とは車を駐車するために確保されたスペースで、 壁や柱、屋根などに覆われていないものを駐車場といいます。   【メリット】 ・駐車スペースとしての外構費用が最も抑えられる 【デメリット】 ・防犯性は低い ・雨や雪、日差し、風からは守れない
   

カーゲート

駐車スペースの前面に設置するゲートのことをカーゲートといいます。 先程、紹介した駐車場や後述するカーポートと組合せて設置されることもあります。 カーゲートには、見た目や動き方によって以下のような種類があります。 伸縮門扉(アコーディオン門扉):アコーディオンのジャバラ部分のような動き 跳ね上げ門扉(アップゲート):ゲート部分がパネルになっており、昇降する シャッターゲート:シャッターを巻上げ、下ろしする また、手動のものと自動のものの両方があります。   【メリット】 ・駐車スペースの外構費としては比較的安価 ・工事期間も比較的短い ・お子様の飛び出し防止や車の盗難防止に効果的 【デメリット】 ・雨や雪、日差し、風からは守れない(カーゲート単独設置の場合)    

カーポート

基本的には柱と屋根で構成されているものをカーポートといいます。 オプションなどで風よけ用のパネルを取付けることができる商品も多くあります。   【メリット】 ・雨や雪、鳥のフンなどから車を守れる ・ガレージに比べると低価格で工事期間も短い ・日よけとしての効果もある 【デメリット】 ・駐車場やカーゲートのみの施工よりは費用が高くなる ・覆われているわけではないので、雨風や雪を完全に防げるわけではない ・柱を立てるスペースが必要となる    

ガレージ(車庫)

壁や屋根、シャッターなどで全体が覆われたものをガレージといいます。 ガレージにも手動のものと自動のものがあります。自動のものの方が車から降りずに車の出し入れが可能な為 非常に便利ですが停電時には開閉できなくなってしまう危険性もあります。 さらにその中でガレージは「独立ガレージ」と「ビルトインガレージ(インナーガレージ)」に分かれます。    独立ガレージ:お家とは別の建物として独立したものを同一敷地内に設けるガレージ 【メリット】 ・ガレージの中では最も安価(既製品の場合) 【デメリット】 ・敷地内にガレージ設置が可能なスペースが必要となる  ビルトインガレージ(インナーガレージ):お家の1階部分に内蔵されるお家とガレージが一体となったガレージ 【メリット】 ・敷地の有効活用ができる ・ガレージへのアクセス時に屋外を通らずに済む 【デメリット】 ・お家の1階部分にあたるので、間取りへの配慮や構造的安全性への考慮が必要 ・将来、スペースを追加することができない   またどちらのタイプのガレージでも共通する特徴も以下のようなものがあります。 【メリット】 ・最も防犯性が高い ・雨や雪、日差し、風などから車を守ることができる ・独立した空間にできる ・駐車台数より余裕のある広さにすることで、収納スペースや作業スペースを設けることも可能 【デメリット】 ・駐車スペースの外構費用として相場が最も高い ・基本的には確認申請が必要となるのでその分の時間かかる +申請が通らない可能性もある    

まとめ

ここまで駐車場、カーゲート、カーポート、ガレージについてお話しましたが みなさんいかがでしたでしょうか。 外構部分はお家づくりをする上で必須ではないものの一緒に考えていくことが多い部分だと思います。 費用も数百万単位でかかってくるので、1つ1つ決めるのにも時間がかかることも多いですよね。 そんな方々が選択をしていく際にに少しでも分かりやすく、お役に立つ情報になっていれば嬉しいです☺   最後までお読みいただき、ありがとうございました!