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健康を創る

2021.04.30
さかの 専務ブログ
健康であるという事はどんな財産よりも優先されるものではないでしょうか?

風邪をひいたり病気になれば、お金を払い病院に行き、薬も購入するでしょう。

お金より大切な財産。

それは健康であると言えるでしょう。

以前、あるセミナーに行ったときに講師の方がこんなことを言われました。

「医者は病気を見つけ治すことはできても健康はつくれない」

???



健康をつくる、維持するために医者としてにできることは

「運動をしてください。」

「タバコはやめて下さい。」

「甘いものの摂りすぎ、食べ過ぎは注意してください。」

「休肝日を設けましょう」

など、生活習慣の改善を促すことで、

それらを実行するかどうかは本人の意志次第との事。

食べたい、飲みたいを我慢し、それを継続しなければいけません。

 

健康産業というと一般的には、医療、医薬品、健康食品、スポーツジム関係などの産業が

思い浮かぶと思いますが、健康食品はそれを買って食べ続けないといけないし、

スポーツジムもそこに通い、運動をし続けないとその効果は期待できません。

やはりそこには本人の努力や我慢の継続が必要不可欠です。

もし、努力と我慢の継続がいらない健康法( ?  )

があるとしたら、知りたくはないですか?



その方法とは、、、

「住まいを暖かくすること」

???

そんなことで健康になるの?

と思った方も多いと思います。

住宅の性能が健康に及ぼす影響については、様々な研究によって明らかにされています。

そのことをとても分かりやすく解説している動画がありますのでご紹介します。

タイトルはズバリ「住居と健康」

慶應義塾大学理工学研究科教授、伊香賀俊治先生のご講演を収録した動画です。

この動画を見ると住環境(特に暖かさ)がそこに住む人の命と健康に大きく影響を与えていることが分かります。

私自身、この動画を見て住まいの性能がこんなにも命と健康を左右するのかと、大変驚きました。

暖かい家に住むことに本人の努力や我慢の継続はいりません。

例えばこんなケース、、、、

共働きの家族でお父さんは仕事帰りにスポーツジムに通って運動をしているけど、

お母さんは仕事が終わって子供を迎えに行き、晩ご飯の準備をして、、、ジムに行く時間はありません。

これでは、お父さんは運動できるけど、お母さんは運動できないという事に。

家を暖かくすることによる健康促進はお父さんも、お母さんも、そして子供も、、、。

その家に住む家族みんなを健康にしてくれます。

もちろん、努力と我慢の継続は不要です。

我慢ではなく、快適な暮らしが健康につながるとしたら。

医療行為ではないので、断定的な表現は問題があるのかもしれませんが

暖かく快適な住まいを創ることで健康をつくれる住宅産業は

健康創造産業と言えるのではないか?

そんなことを思うくらい伊香賀先生のお話は私にとってインパクトのあるものでした。

今後何十年と大切な家族と暮らすことになる家。

その家をどんな家にするのか、見た目のデザインだけでなく健康で快適な暮らしを実現するために

大切なことは何か、、、。

これから家づくりを考えている方は是非一度視聴されることをお勧めします。