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驚異の「0.1」⁉

2020.07.15
さかの 専務ブログ店舗での日常
ハルサ(旧社名:デザインハウス)では、気密性能が確保できているかどうかを確認するために外部の検査会社に依頼し
全棟気密検査を、施工中と完成後の2回実施しております。


断熱性能は使ったどんな部材をどれだけの数量使たか、計算で求められますが、
気密性能は何を使ったかではなく、どう施工して、その結果どうなったか?
の施工精度が問われる数値です。

料理に例えるなら、断熱性能(どんな断熱材やサッシを使ったか)は、
どんな「材料」を使ったか?と言う事になり
気密性能は、技術が左右されるので、その材料をどう使い調理したかの結果、
つまり「味」の部分になるのかもしれません。

どんなにいい材料を使っても、技術が無ければ美味しい料理にはならないのと同じように、
いくらいい建材を使っても施工精度が悪ければ性能は出ません。正しく施工がなされ、
性能が出ているかどうかの確認は不可欠と思っています。
そのためにも、デザインハウスでは気密測定を全棟実施し、施工精度の確認をしております。

気密性能は相当隙間面積:C値(しーち)という指標で表されます。
一般的に1.0㎝²/㎡以下が24時間の計画換気が有効に働くために必要な数値と言われており、
最低基準を1.0㎝²/㎡として施工しておりますが、実測値のレベルは0.5㎝²/㎡以下(0.2~0.4)が多くを占めています。

今回の検査結果は、0.1㎝²/㎡。



気密性能についての技術力は確実に上がっています。

性能については、一般の方には分かりにくい部分でもあり、特に建築基準法で決められていない部分は
建築業者の中でも疎かになりがちです。

今回は気密性能についてですが、気密以外にも快適性を向上させ、健康と命を守り、
耐久性を上げ、資産価値を落とさない家づくりをする上で欠かせない事は沢山あります。

ハルサではその一つ一つを大切にし、施工レベルの向上をこれからも続けていきます。

 




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