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機械に頼る家ってどうなんだろう?

2020.02.19
さかの 専務ブログ
見学会をしていてよく聞かれることがある。 それは「床暖房ですか?」「全館空調ですか?」という質問。 「暖房はリビングのルームエアコン1台だけです。」 とお答えすると 「なんで暖かいんですか?」 と聞かれる。 答えは簡単で断熱や気密の性能がいいから。 ところが、最近の暖かい家と言うのは家全体を温めることができる暖房設備がついている家を指すことがほとんど。 高価な機械設備でお金を掛け、エネルギーをたくさん使う。 これはエコではない。     しかも、機械はいずれ壊れる。 その際の交換の負担を考えると私は機械に頼って暖かくするのではなく、家の性能を高め、 ルームエアコンで十分暖まる家にした方がはるかにいいと思う。 家の性能を上げればエアコンも1台で十分だし、仮に予備にもう1台付けても費用も電気代もたかが知れている。 そもそもフル稼働することがないからだ。 今やエアコンは特別な機械設備ではない。 価格は安く、交換、メンテナンスも簡単。 しかもストーブやファンヒーターのように空気を汚すこともない。 コストやメンテナンスのことを思うと性能の高い家の方がいいと思うのだが、 世の中は家全体を暖める暖房設備の家がもてはやされている。 大手メーカーはその路線(そもそも大手メーカーでは家の高性能化は無理)だし、 エアコンの風が嫌い、エアコンは効かないと思っている人も多い。 エアコンが効かなかったり、風が強かったりするのは家の性能が低く暖まらないからなのだが、、、。 家の性能は暮らしを大きく左右してしまう。 しかし、本気で家の高性能化に取り組んでいるのはほんの一握りの工務店、建築会社のみというのが実情。 その違いが分かりにくいと言うのも原因の一つであろう。 もっともっと私たちが家の性能の重要性を知っていただく努力をしなければいけない。 最近つくづくそう思う。  
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