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大工さんと打合せ

2020.02.20
さかの 工事中の様子
お客様の実家の裏山に杉の木が沢山植わっていた。

いずれ、家を建てる際に使えるようにとご先祖様が

植えた木とのこと。

お客様からこの木を新しい家のどこかに使えないかなー

と相談を受けていた。

当社の柱の材種は同じ杉だが、

ヤング係数(強度の基準)E70以上、

含水率(乾燥の基準)15%以下

の基準で全数検査されたJAS認定材を使用している。



残念ながら裏山の杉はその基準を満たすことは難しそうなので

構造材としては使用できない。

そこで、提案したのが玄関脇のシュークロークの間仕切り壁を

柱を1.5㎝間隔に建てる列柱で作ることと、玄関正面の飾り棚。

隠れてしまう構造材より飾りとして見えるようにした方がいいのでは

という事もあり、飾りとして使用することにした。

打合中、お客様から

「んー、もうわからんから坂野くんに任せるわ、、」

との事で、今日は、玄関の飾り棚部分をどう仕上げるかを大工さんと打合せ。



寸法やイメージを紙に描きながら、どうしたらいいなか、、、?と。

こんなことも注文住宅ならではの難しさと楽しさ。

どんなふうに出来上がるか楽しみだ。