全250項目にも及ぶ外部監査の結果
「Japan Housing Quality Award 2023」推奨基準コース
建物部門、会社部門にて「最優秀賞」を受賞
「Japan Housing Quality Award 2023」
この度、ハルサ建築設計(ハルサ株式会社)は、全国で住宅建築の外部監査を展開している株式会社NEXT STAGEが主催する
「第1回 Japan Housing Quality Award 2023」に参加し、2024年5月29日に開催された表彰式において、
推奨基準コースの建物部門と会社部門の両部門で「最優秀賞」を受賞いたしました。
2つの「最優秀賞」受賞について
評価の対象は「推奨基準コース」(全10回、約250項目の監査項目をネクストステージが設定)と
「自社基準コース」(監査項目を参加企業が独自で設定)の2つに分かれています。
それぞれに、物件ごとの施工品質を評価する「建物部門」と、
会社全体の施工品質を評価する「会社部門」があります。
受賞したのは「推奨基準コース」の「建物部門」と「会社部門」の両部門です。
「建物部門」では、「最優秀賞」と「優秀賞」を2つの物件が受賞し、
ノミネートした3つの物件すべてが受賞しました。
「会社部門」においても「最優秀賞」を受賞し、「建物部門」と「会社部門」の両部門で
「最優秀賞」を受賞いたしました。
私たちハルサの施工品質が全国トップレベルであることが証明されました。
なぜ、施工品質の管理が難しいのか?
昨今の住宅のトレンドは高性能化に向かい、その性能数値に注目が集まっています。
しかし、その性能を実現するには製造時の施工品質とその管理が欠かせません。
どれだけ優れた素材を使用したとしても施工品質(技術)が伴わなければ、その良さを生かし、性能を発揮することはできません。
住宅は30業種100人が携わり、10万点にも及ぶ部品で構成されていると言われています。
その100人は自社の社員ではなく、しかも、自社だけでなく、他社の住宅も建築している職人の集まりによって住宅はつくられます。
建築時における施工品質管理の重要性は理解されつつも、その差は比較しにくく、職人や現場監督の経験とさじ加減にゆだねられているのが実態です。さらに、その施工品質はお客様には判断のつかないものです。
社員でない者の手によってつくられ、その品質が左右されてしまう住宅。壁などで塞がれてしまえば施工品質を確認することはできず、製造業の中でも住宅は品質を担保するのはとても困難と言われています。
全国トップレベルの施工品質であることの証
私たちハルサは2018年より全棟にネクストステージの外部監査を導入し、建築会社としての施工品質の向上に向け研鑽を続けてきました。
今回のアワードでの建物・会社両部門の「最優秀賞」受賞はハルサの施工品質がまさに全国トップレベルであることの証であり、これにより、建物の性能が単なる理論や計算上のものではなく、施工品質も伴ったものであることが証明されました。
家づくりにおいて、単なる数値上の性能や外壁、キッチン、換気システムなど建材メーカーが製造した住宅に使用する部材の違いだけではなく、施工力・施工品質という建築会社自体の違いに注目していただけるきっかけになったのではと思っております。