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注文住宅、設計の幅が広がる要望の伝え方

2024.12.04
お役立ち記事専務ブログ

こんにちは!今日は「注文住宅の設計の幅を広げるための要望の伝え方」についてお話しします。家づくりでは「こんな家に住みたい」という夢を叶えることがゴールですが、そのプロセスにはいくつかの大切なポイントがあります。今回は、設計をより良くするための要望の伝え方について解説します。



写真やデザインを見せるだけでは不十分?


最近はインスタグラムやSNSを使って、気になるデザインやイメージをスマホで見せながら相談される方が増えています。「こんな家がいいんです!」と写真を共有いただけると、私たちも具体的なイメージを共有しやすいので、とてもありがたいです。


ただし、デザインや写真だけを伝えるのでは不十分な場合もあります。大切なのは、「なぜそのデザインがいいのか」という理由を教えていただくことです。その理由が分かると、「この方には、もっとこんな提案ができるかもしれない」と設計の幅が広がることが多いのです。


理想が変わることもある


家づくりの打ち合わせを進めていく中で、最初に考えていた要望が変わることもよくあります。「これが絶対!」と思っていたものが、「実はもっと大切なことが他にあった」と気づかれるケースも珍しくありません。


たとえば、最初はデザイン重視だった方が、「日当たり」や「収納スペース」など、暮らしやすさに関する部分にこだわりを持つようになることがあります。こうした変化は、打ち合わせでお客様が本当に大切なことを再認識する時間があるからこそ生まれるものです。


経緯を伝えることで設計が進化する


要望を伝える際に、単に「これをしたい」という結果だけではなく、「どうしてそうしたいと思ったのか」という経緯を伝えることが重要です。その背景にある暮らしのイメージや価値観を共有していただくことで、設計士も新たな発想を生み出せるようになります。


「こんなリビングがいい」「この間取りにしたい」という具体的な要望の裏にあるストーリーを聞くことで、設計の選択肢がさらに広がります。


家づくりはコミュニケーションが鍵


家づくりの打ち合わせは、単にプランを決めるためだけの時間ではありません。それは「お客様が自分たちの価値観や理想の暮らしに気づく時間」であり、同時に「私たちがお客様を理解する時間」でもあります。


このようなコミュニケーションがスムーズに取れているかどうかは、家づくりの成功を左右する重要なポイントです。もし打ち合わせの中で「なんだか噛み合わない」と感じるようなことがあれば、それは住宅会社選びを見直すタイミングかもしれません。


「共創住宅」という家づくりのスタイル


私たちハルサでは、一般的な「注文住宅」という枠組みではなく、「共創住宅」という考え方で家づくりを進めています。お客様と設計士が対話を重ね、一緒に家づくりを進めていくプロセスを大切にしているのが特徴です。


デザインをそのまま形にするのではなく、打ち合わせを通じてお客様の価値観や暮らしの本質に迫り、それを形にしていく。この「共創」のプロセスが、より満足度の高い住まいを生み出すと信じています。


まとめ


注文住宅で理想の家を作るためには、「なぜその要望が必要なのか」という背景や理由を共有することがとても大切です。それが設計の幅を広げ、さらに良い提案につながります。


「こんな家が欲しい!」という思いを形にする際には、ぜひ今回のお話を参考にしてみてください!