「家は3回建てないと満足できない」
という言葉を聞いたことはありませんか？

多くの方がこの言葉を知っている
ということは、多くの方がそのように
感じているということだと思いますが、
少し怖いと感じませんか？

一生に一度しか建てられない家を、
3回も建てないと満足できないというのです。

「次も上手くいかない、失敗してしまう。そしてその次も」
というくらい、家づくりは難しいものなのです。

そう考えると、家づくりはかなりの率で失敗するものかもしれません。

ある意味、それも当然かもしれないですね。
なぜなら、初めてやることは大抵失敗しますよね。

仕事でも遊びでも趣味でもスポーツでも、何でもいいのですが、
「生まれて初めてやったことが最初から上手くできた」
ということはほとんどないでしょう。
何度か失敗し、経験を積んで、だんだんと上手になっていくものです。

そう考えると、家づくりも初めてのことなので
失敗する可能性が高いというのは納得できる話です。

だからこそ、「3回建てないと満足できない」
という言葉が現実味を帯びてくるのです。

しかし、現実的に考えて、3回も家を建てることはできません。
ではどうすればいいのでしょうか？

答えは、家づくりは失敗しやすいものだ
という前提に立ち、
しっかりと対策を考えることです。

また、多くの方が失敗しているということは、
多くの方と同じようなアプローチをすると
失敗する可能性が高くなるということでもあります。

何事においても、成功している人は他の人と同じことはしていません。
だからこそ、他の人が見過ごしがちなポイントや、考えていないことを
しっかり考えることが重要です。

そこで、私なりに「家づくりで大切だ」と思うポイントや「考えておくべきこと」を、
今後少しずつご紹介していきたいと思います。
皆さんの今後の家づくりの参考になれば幸いです。