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島根で真冬も真夏も快適な家の3つの特徴とは?
2023.02.09
お役立ち記事
真冬も真夏も快適な家の3つの特徴とは?
「新築するなら、快適に暮らしたい!
できれば、光熱費も安くしたい!」
誰もが思うことです。
ただ、どうすれば快適になるのか分からずに、悩まれる方も多いです。
そんな快適な住まいづくりも、簡単に解決できる方法があります。
今回は、快適な家づくりで押さえておきたいポイントを紹介します。
1.新築時の断熱材選び3つのポイント
断熱とは、簡単に言ってしまえば、
布団のような物です。
発熱して暖かくするものではなく、
布団のように暖かさを留めるための物
とお考えください。
住宅でいう断熱は、断熱材という素材を壁の内側に入れたり、外に覆ったりすることで、外の熱や室内の熱を伝えにくくしています。
断熱の性能は、主に断熱材の素材と、その密度と厚みで決まります。
布団で例えると、綿なのか羽毛なのか、そして、どのくらいの密度や厚みで入っているかによって、熱の伝わり方が変わってきます。
断熱材に関しては、値段と性能から費用対効果を比較すると、
グラスウールやロックウールがおすすめです。
費用で言うと、セルロースファイバーは2.5倍くらい、
フェノールフォームは4倍くらい高くなります。
断熱材は、それぞれメリット、デメリットがあるので、
「これだ!」という答えはありません。
また、いくら良い断熱材を使っても、窓の性能が悪かったり、
現場の施工が悪かったりすると、性能がでません。
2.家の隙間が、暑い寒いの原因 どのくらいの隙間までゆるされるのか?
気密性は、隙間相当面積(C値)という指標で表します。
家全体の隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割ったものになります。
数値が低いほど隙間が少なく、気密性が高くなります。
例えば、延床面積1㎡あたりに1㎠の隙間があると
隙間相当面積が1になります。
では、40坪の家で、隙間相当面積が1という結果の場合、
どのくらいの隙間があるかというと、
40坪の家は132㎡ですから、132㎠の隙間があるということです。
132㎠というと、どのくらいの大きさでしょう?
ハガキ1枚が、10センチ×14.8センチですから、148㎠です。
ですから、だいたいハガキ1枚の大きさになります。
この隙間相当面積ですが、計画換気が効率的に機能するには1.0以下である必要があります。
ちなみにデザインハウスの隙間相当面積0.5程度です。
40坪の家で、74㎠くらいの隙間しかありません。
気密性が高いと熱が逃げにくくなるので、
快適に過ごすことができます。
ただ、気密は、施工の丁寧さによって大きく変わってきます。
耐震性や、断熱性のような数値の計算で求められるのではなく
1棟1棟、現場で測定しないと分かりません。
つまり、どんな建材を使ったか?ではなくどう施工したか?の
施工精度が問われる数値なのです。
デザインハウスでは、設計上の数値がきちんと出ているか、
全棟気密測定をしています。
3.間違いだらけの空調選び 省エネを考えると・・・
エアコンで暖房というと、以前は、
石油ストーブやファンヒーターほど効かない
というイメージがありましたが、
エアコンの性能が上がり、
家全体を数台で暖めることが可能になりました。
エアコンは水蒸気や排ガスを出さないため、空気が汚れにくく、他の暖房機と比べるとエネルギー効率が良く省エネです。
毎月の光熱費や環境のことを考えると、エアコンのみの冷暖房をおすすめしています。
しかし、そこで問題になるのが、エアコン選びです。
エアコン選びは、家の大きさ、断熱性、気密性、換気システムによって変わります。
容量の大きなものにしておけば安心と、サイズの合わないエアコンを選んでしまうと、
過剰に寒くなってしまったりします。そして、本来使用しなくてもよいムダな電気を使ってしまって、電気代が割高になってしまうということも起こります。
デザインハウスでは、そうならないため、適切なエアコン選びを提案しています。