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【外構】フェンスの役割や種類

2023.01.31
やまもと 学び
みなさんこんにちは☺

今回は、外構のフェンスについてお話していこうと思います(^^)/

外構を考えていく際にそもそもフェンスを取り付けるのか、取り付けるとしてもどんなフェンスが良いのか

悩んでしまう方も多いと思います。

まずはフェンスの役割、そしてどんな種類と特徴があるのかを知っていただくことで

フェンスが本当に必要かどうか、取付けるならどの種類のものにするのかなど

少しでもフェンスについて考えていく参考になればと思います。


 

フェンスの役割


まずはフェンスの主な役割についてです。

フェンスによっては全ての役割を持っているわけではありませんが、基本的には以下のことを目的として設置されます。

 ・隣地境界の明確化

 ・目隠し

 ・防犯

 ・デザイン

 ・防風・防音

さらに中には光を遮らない採光タイプもあります。

通風性はフェンスの種類によって大きく異なりますが、耐風圧は同じ種類でもメーカーや品番により異なります。

フェンスは風の影響を受けやすいので台風の多い地域や日頃から風の強い地域などでは通風性の高いものの方がオススメです。

 

 

フェンスの高さ


フェンスはブロックの上に設置する場合、「ブロック+フェンス」の高さが2.2m以下にすることが

建築基準法で定められています。

独立した基礎の上などフェンスだけの場合の高さは自治体により制限が異なりますが

基本的に目隠しを目的としてフェンスを設置する場合は1.8m程あればほとんどの歩行者の方の目線を遮ることができます。

フェンスが高ければ高いほど遮れる目線の高さももちろん上がりますが、その分圧迫感が増してしまうので要注意です。

また、1.5m以上の高さになると簡単に越えられない分、防犯面でも効果的だともいわれています。

 

 

フェンスの種類と特徴


デザイン


フェンスは主なデザインとして板材を横張りにした横ラインのもの、縦張りにした縦ラインのもの

格子状のもの(ラティス)などがあります。

横ライン・縦ラインのものはさらに隙間がないタイプやルーバータイプなどの種類に分かれます。

ルーバー:板材を隙間を開けて並行に並べたもの

 

材質






【メッシュフェンス】

メッシュフェンスは基本的にスチール製です。

フェンスの中では比較的安価です。

フェンス設置の目的が隣地境界の明確化やお子様の飛び出し防止などのみの場合にはオススメです。

メリット

・比較的安価

・耐久性が高い

・通気性が高い

・圧迫感が少ない

デメリット

・目隠しにはならない

 








【アルミ形材】



断面形状がL字やC字の金属製の長手材を「形材(かたざい)」といいますが、

その中でアルミニウム合金の形材で作られたフェンスのことを「アルミ形材」といいます。

フェンスの中では価格が中間どころであり、カラーバリエーションも豊富なことから

アルミ形材のフェンスが最も一般的で、街中を歩いていて1番見かけるものだと思います。

門扉やカーゲートもアルミ製のものが多いので、同じデザインにして外観に統一感を持たせたい方にはオススメです。

メリット

・軽量

・耐久性が高い

・カラーバリエーションが豊富

デメリット

・ポピュラーな種類のため個性が出しにくい

 




【アルミ鋳物】






液状に溶かしたアルミを鋳型に流し込んで作られるものを指します。

大量生産が難しい生産方法のため、価格もフェンスの中で比較的高価ですが

スタイリッシュな見た目で、重厚感や高級感があります。

メリット

・重厚感・高級感を演出できる

・耐食性に優れている

・デザインの種類が豊富

デメリット

・比較的高価なものが多い

・黒色のみ

・目隠し効果はない

 








【木樹脂製フェンス】

樹脂製の木目調のフェンスです。

自然と溶け込むので、ガーデニングをされる方が庭で使用されることもあります。

価格は比較的高いものが多いです。

メリット

・家の外観を柔らかい雰囲気にできる

・耐久性が高い

・メンテナンスがしやすい

デメリット

・価格が比較的高いものが多い

・経年変化により色褪せしてしまう

 

材質の種類で見るとこの4種類があげられます。

もちろん、同じ材質のフェンスでもメーカーや商品によっても価格や強みが変わってきますが

ほとんどの場合当てはまる特徴をあげさせてもらいました。




 

 

まとめ


ここまで外構のフェンスについてお話しましたが、みなさんいかがでしたでしょうか。

外構部分はお家づくりをする上で必須ではないものの一緒に考えていくことが多い部分だと思います。

費用も数百万単位でかかってくるので、1つ1つ決めるのにも時間がかかることも多いですよね。

そんな方々が選択をしていく際にに少しでも分かりやすく、お役に立つ情報になっていれば嬉しいです☺

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!