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窓の役割って?種類と特徴

2022.12.06
みずし 学び
みなさん、こんにちは!!

住まいづくりを進めるにあたり、重要なポイントになる「窓」についてご紹介したいと思います!

 窓の役割 として、

・光を通す

・風を通す

・視線を通す

他にも、建物の外観デザインでも重要な役割を担っています。

 

 

設置場所で分類した窓の種類と特徴 


・天窓




建物の屋根に設けた窓。トップライトなどとも言う。

日光をダイレクトに取り入れることができる。

ただ、光と一緒に熱も入ってくる為夏場は暑くなりすぎることも…

メンテナンスにコストが多くかかることも。(足場を組む必要がある場合も)

 

・高窓




一般的な窓の位置よりも天井に近い高い位置に設けられた窓。

周辺の障害物に邪魔されることなく光を取り入れることができる

プライバシーも守られる為、水回り(トイレ・洗面所・お風呂・キッチンなど)に設置されることも

 

・掃き出し窓




床から壁の高い位置まで開口がある背の高い窓

外へ出られる窓。

室内のホコリやチリを外へ掃き出す窓であることから『掃き出し窓』と呼ばれるように

ウッドデッキやテラスとつなげて室内がより広く感じれる。

 

・全開口窓




開口部の幅いっぱいにフルオープンできる窓

全開口にする為、窓を折り込むタイプと壁に引き込むタイプがあります。

掃き出し窓よりもダイナミックに室内と外を繫げることができます。

 

・腰高窓




人の腰の高さに設ける窓

床から90cmくらいの位置にあるのが一般的

出入口として使わないので机・本棚など物を置いてスペースを有効活用できる。子ども室・寝室など

 

・地窓




床面に近い低い場所に設けた窓

座った状態で視線を外まで飛ばすことが出来るので庭を眺めるのにも最適。

 

・出窓




建物の壁より外に張り出した窓

壁から45cmくらい外に出っ張るため、室内を広く感じれる効果も

ピクチャーウィンドウとしての役割も

 

・肘掛け窓




座った時に肘を掛けられる高さにある窓

和室に設けることが多い

小さい子どもがいると落ちてケガをしやすいなどの理由から、最近ではあまり見かけられません。

 

・スリット窓




細長い窓。縦に長いタイプと横に長いタイプとある。

複数並べて外観にリズムを出すといったデザイン的な理由で使われることも。

 

 

まとめ  


通風や採光を担う『窓』について検討することは非常に重要!!

設置場所・形・開き方以外にも、樹脂サッシや複合ガラスなど

素材やその使い方によっても機能性は変わってきます。

 

外から見た時に窓の配置のバランスはいいか、

壁の面積に対して窓が大きすぎないか、

熱損失と熱の侵入はどうか、

外壁材と窓枠の色はマッチしているか、等々…

検討すべきポイントはとても多いです!

 

まずは、取り付ける場所での役割を明確にすることが選んでいく上でのポイントになるのかな?と思います!

何か気になることがありましたら、お気軽にご相談下さい(*^^*)