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泥棒から守る

2021.05.24
さかの 専務ブログ
突然ですが、防犯に関心はありますか? 実は以前、家づくりと防犯について2年間、東京へ通って学んだことがありました。 どんな犯罪があってそれらをどう未然に防ぐのか? 家づくりをする際に気を付けなければいけないポイント、犯罪に遭いにくい暮らし方などを座学の他に 実際に住宅街を歩くフィールドワークで学びました。 時には、建て替えで解体する建物をお借りし、犯罪者がどのようにガラスを破って浸入するかを 実体験したり、、、。 これってすごいですよね。 ところで、皆さんは防犯と聞いて何を思い浮かべますか? 警備会社のセキュリティシステム、防犯カメラに防犯ガラス、防犯砂利など、、、、 様々な防犯商材があります。 でも知っていますか? 住宅の侵入犯罪の半数は未施錠により侵入されているという事実。 鍵が開いているのにわざわざガラスを割ろうとはしませんよね。 せっかくのセキュリティーシステムも窓が開いていれば、 今はセットされていませんという合図にもなってしまいます。 ハード面に頼ってしまって鍵をかけるというソフト面の対策が 取られていなければどんなシステムも意味がありません。
住宅浸入の半数が未施錠によるものならば、鍵をかけるという簡単な対策で安全性は倍増すると言えます。 講義でも先生は施錠の重要性をよく話されていましたが、 受講生の一人がこんな質問をされた方がいました。 「都会なら施錠の重要性はわかるけど、私が住んでいる場所は田舎で防犯なんて誰も意識してないし、鍵かけている人少ないから意味があるんでしょうか?」と。 ここ、島根県でもその点は同じようなところありますよね。 先日この話をお客様にしたら、「鍵どころか、そもそも窓開けっ放しですよ。」といわれてました。 そう、まさに防犯って何のこと?っていう地域。 先ほどの質問に対し先生の答えは 「防犯意識がない地域、鍵をかける家が少ない地域なら ちょっと対策しただけで、その地域で一番安全な家になるじゃないか。 都会では鍵をしただけでは安全にはならないよ。」 でした。 確かに!!見方を変えれば全く違った評価になるんですね。 「防犯は意味がない」から「一番安全な家になる」 皆さんはどう思われましたか?