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いい大工さんとは

2020.02.26
さかの 専務ブログ
皆さんはどんな大工さんがいい大工さんと思いますか?

昔のようにカンナやノミの扱いが上手いなど、いわゆる腕がいいといわれる大工さんでしょうか?

 

私たちが考えるいい大工さんとは、決められたことを決められた通り正しく施工してくれる大工さん。

いくら腕が良くても、「これが俺のやり方だ」「今まではこうしてきた」と

自分のやり方を押し通すのでは、いい家はできません。

なぜなら、今の家は昔で言う腕の良さで左右される要素より、
正しく施工されたかを問われる要素の方が、はるかに多くなってきているからです。
金物や断熱材の施工、ビスの間隔など建物の性能を発揮させるためには、
決められたことを決められた通り施工することが、必要となります。

新しいやり方に柔軟に対応できる柔軟性と、万が一間違いをしても、きちんと報告をしてくれる誠実さ。

今、大工さんに問われるのは腕より質といえるでしょう。

そして、この大工さんの質は建築会社の日ごろのコミュニケーションと、教育により左右されます。

大工さんの質は建築会社の指導力次第。

私たちの責任は以前にもまして大きくなっているものと認識しています。