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家づくりの予算管理について

2024.12.17
お役立ち記事専務ブログ

今日は「家づくりの予算管理」についてお話ししたいと思います。
特に「契約後にどんどん予算が上がってしまう」という問題について、原因とその防ぎ方を解説していきます。



なぜ予算オーバーが起きるのか?


どんなものでも、欲しいものを追加していけば費用が膨らむのは自然なことです。
例えばラーメン屋さんでラーメンだけでなく、餌子やライスを注文すれば、当然支払う金額は増えますよね。


家づくりでも同じで、「あれもしたい」「これもしたい」と思う気持ちが強くなると、どんどん予算が上がってしまいます。
しかし、家づくりは一生に一度の大きな買い物。
簡単に「あれはやめよう」とは言えないですよね。


予算オーバーを防ぐためのポイント


解決策は、「きちんと決めてから契約・着工すること」です。
これを具体的に解説します。


決まっていないまま契約すると…


契約後や工事中に追加の要望が出てくると、既に発注している材料や進行中の工事内容を変更することは難しく、「変更したいなら追加費用を払うしかない」という状況に陥ります。


契約前なら調整が可能


一方、契約前や着工前であれば、まだ調整が可能です。
例えば、「ここには予算をかけたいけど、こっちは抑えたい」といった優先順位を明確にしながら予算配分を調整できます。


無駄な費用をかけないために


契約前にしっかり打合せし、決めることで、次のような無駄を防ぐことができます:



  • 不要な項目への支出を防ぐ
    「よく考えたらいらなかった」と思う項目にも予算を割り当ててしまうことで無駄な費用が発生します。
    あらかじめ全体の優先順位を確認し、予算の配分を適切に規定することで、無駄な支出を減らすことが可能です。

  • 価値観の再確認
    家づくりを進める中で、「こっちのほうが大事だった」と思うポイントが見えてきた場合でも、契約前なら予算の優先順位を再設定できます。

住宅会社選びも重要


このような計画的な家づくりには、住宅会社の理解と協力が欠かせません。
「まず契約してから詳細を決めましょう」や「工事中に考えていきましょう」という方針の会社では、予算オーバーのリスクが高くなります。


一緒に計画を立て、きちんと打ち合わせを進めてくれる会社を選ぶことが大切です。


まとめ


家づくりの予算をオーバーさせないためのポイントは、以下の通りです:



  1. ・契約前にしっかりと打合せをして決める。

  2. ・優先順位を明確にし、必要な部分に予算をかける。

  3. ・理解のある住宅会社を選ぶ。


今回のお話が、これから家づくりを考える方々の参考になれば幸いです。